1級に合格して、テクニカルを狙うレベルの人に多いのが「スキー板がたわまない」って悩み。
テクニカルを持っていても、同じ悩みを持っている人もたくさんいるわけで、「どうやったらスキーがたわむのか」ってことは、のどから手が出るほど知りたいことだと思う。
答えはシンプル。
「体重を載せる」ことと「外力を使う」こと。
大人の体重は、軽い人でも50Kg程度あるわけだから、自分の体重をスキーに載せるだけで、スキーは勝手にたわんでくれる。
だからうまい人は体重を載せるだけでスキーが仕事をしてくれるを知っているし、実際滑っているときにそんなに力を使ってない。
ここら辺のことを理解できるようになると、テクニカル。クラウンの合格が近づいてくるよ。
椅子を2つ、間を空けて置いて、だいたい1m50㎝ぐらい、そしてその上に板を置く。
板の端っこが椅子に乗るように。
そして板の真ん中を押すと、板って簡単にたわむよね。
軽く押しても10kgかせいぜい20㎏ぐらいの重さがかかってるだけ。
それでもしっかりたわむよね。
もしその板にあなたが乗ったらどうなると思う??
折れるかもって心配になるよね。
自分の体重を乗せるだけでスキーは相当たわむものなの。
なのにテクニカルやクラウンに届かない多くの人は、板をたわまそうとがんばってしまう。
がんばるんじゃなくて、体重を載せればいいだけ。
そうしたら板が勝手にたわんでくれるから。
イメージしてもらえたかな。