レッスンで、「腰が高い」とか、逆に「もっと腰高にして」とか言われることあるでしょ?
反対のことを言われちゃうと大変だよね。
どっちが正しいのかわからないし、どうすればいいのわからなくなっちゃう。
そこで今日は腰の高さについて勉強してもらえればと思う。
これってどっちが正しいと思う?
腰は高くすればいいの?それとも低くすればいいの?
実は両方正しいし、両方しないといけないんだよね。
クラウン受験者はここら辺を理解しているから、問題ないと思うけど、テクニカル検定受けてる人は、ほとんど理解できてなくて、間違ったことやってるよね。
テクニカルに合格できない人はほとんどみんな、最初から最後まで足の長さが一緒なの。
ずっと短いままだったり、逆にずっと長いまま降りてきちゃう。
何がいけないのかっていうと、足はバネみたいに使わないといけなくて、ターンの局面で足が長くなっているところと、短くなっているところがないといけないの。
レッスンで腰が高いって言われたら、普通、ずっと低くして滑っちゃうよね。
でもこれは間違えで、その先生の教え方が足らないんだよね。
君のせいじゃないよ。先生の教え方が悪いの。
それで、正しい説明はこういうこと。
ターンの後半で徐々に腰が低くなっていって(足が短くなっていく)、ターンの前半で腰が高くなって(足が伸びて)いくの。
言葉だけでは説明がとても難しいけど、1ターンの中で、腰が高い局面と、低い局面の両方が見えないとテクニカルは受からないよってこと。
だから、もっと腰低くって言われて、低いまま滑ったり、腰高にしてって言われて高いままで滑ったりしないようにね。
それから柏木義之さんはよく、膝が90度が目安って言ってるよ。
腰が一番低い局面でそのぐらい膝曲げないといけないってこと。
テクニカルプライズ受けてる人は大体120~140°ぐらいの人が多いね。
まずは一番曲がっているところで100°、一番伸びているときで160°ぐらいを目安に練習してみたらどうかな。