テクニカル合格のポイント
プライズテストは難しいというけれど、ぶっちゃけ、テクニカルは常にいい位置に乗っていれば受かるよ。
クラウンだと外力を使って、板をたわませて走らせるなど高度なテクニックが必要になるけど、テクニカルならそこまで要求されることはないからね。
でも常にいい位置に乗るってのがうまくできない人には難しいし、合格点を出すのって大変って気持ち良く分かるよ。
そいでも直さないと絶対受からないから、がんばんなきゃ。
テクニカル・クラウンは減点方式だと思ってみて間違いない。もちろん加点もあるけど、まずは減点されるところを修正していくことが大切なんだよね。
減点要素をなくしていこう!!
じゃあ減点要素って何か?テクニカルプライズ検定を見ていて、こんな人よく見るよね。
①ターンの後半に体が山側に残ってしまっている。
②切り替えで谷側に体を落とし過ぎている。
③ターンの後半すぐにスキーが横を向いてしまう。
④切り替えで上に抜ける。
検定員は心の中で「はい、減点」と言いながら採点している感じ。減点しやすい滑りは検定員も採点が楽々。
4つもあったら直すの大変、と思うんじゃない?でも4つも挙げたけど、実は原因はたったの1つ。だから1つ直せば全部直っちゃうんだから簡単でしょ。
その1つとは
「山回り(ターンの後半)で重心を谷側に落とせないこと」
ターン後半に体を谷に落とせないから、体が山側に残って、エッジが立ちすぎてターンが小さくなりすぐ横を向いてしまう。仕方なく一気に切り替えるために切り替えで圧を上に抜いてしまう。結果体を谷側に落としすぎてしまう。
という悪循環にみんな陥っちゃうんだよね。
なのでやることは1つ。
「山回りでしっかり重心を谷側に落としていくこと」
ターン後半に重心をしっかり谷側に落としていけるようになれば、4つともスッキリ解決。そしてテクニカルにもきっと合格できちゃうの。